★能書き以上の効果に感動
欲しいな欲しいな、でも高いな〜〜と連呼しながら、半年くらいウダウダしていました。近所のホームセンターで「商品入れ替えのため処分品」というのを見つけた瞬間、海より深く考えた30秒。「買った!」てなわけで、この価格でゲット。お買得だったと思います。
さて圧力鍋の特徴といえば、もうお使いのかたはご存知でしょうが(使ってたらこんなページ読んでないかあ?)、極めて高圧・高温で調理するため、非常に短時間で食材が調理できるという点です。短時間なので栄養分が逃げないとか、味が逃げないとか、利点はいろいろ。思っっ切り実感できるのは、調理したものがとにかく柔らかくなるということでしょうか。じゃがいもやにんじんが、あっという間にほろほろに柔らかくなります。いわしの煮物なんか、骨までいけちゃう柔らかさ。味もしっかりしみて、美味しいです。
もうひとつ有り難いのが、調味料を順番に入れる必要がないということ。煮物を例にとりますと、「最初にみりんを入れて、甘味がちゃんと入ってから醤油を加えて・・・」という順番を守らなくていいわけです。もう最初から、材料をぜんぶ鍋に入れ、蓋して火にかければOK。外から帰って来てからばたばた作った煮物が、夕食に楽勝間に合って、しかも美味しい! 言うことナシですわ。
いろんな価格帯のものがありますが、大雑把に、かける圧力の差が価格差になってるみたいです。あと、「蓋を替えれば普通のお鍋になります」とかね。高圧ならばそれだけ高性能ということだしね。把手が外せるのも、収納場所をとらなくて便利かも。私は、少ない調理器具をまわして使うほうが好きなので、把手の取れるタイプは「いちいち面倒」って感じで、選びませんでした。ライフスタイルってやつ? なんかエラソーですな(小汗)。高くて買えない、というのが本音か。
★オールマイティというわけでもないらしい・・・
たいへんだ〜と思ったこと。とにかく、でかくて重いんです。それだけで調理器具としてはマイナスポイントですよね。鍋を火にかけるのに「よーいしょっ!」ですから。洗うのもめんどくさいし、干しとこうにも場所が限られてるし。
食材ごとの過熱時間も、最初のうちは、付属でついてきた調理の手引きを見ながら「加圧が何分の余熱が何分の」ってやってました。めんどくさいよー。こんなにでかい鍋なのに、安全対策なのかなんなのか、3分の2くらいまでしか材料を入れちゃいけないんですよ。カレーとかとろみのあるものも不可だそうです。焦げちゃうからかなあ? それから最初のうちは、味つけ加減に迷いました。水分が蒸発しないから、いつもの調子で調味すると、野菜の水ですっかり薄味の汁どっさりに仕上がったりなんか。
そして思わぬ弱点が、大根です。加圧で萎んじゃうんですよ! うちは大根の煮物や大根入りカレーなんかが定番メニューのひとつなので、これには参りました。大根ふっくらの煮物にするためには、やはりいままで通り普通の鍋やシャトルシェフを使ったほうがいいようで。
もうひとつ、柔らかくなりすぎるのもどうかなと思ったりします。「三食・弁当・離乳食日記」のレシピでも書きましたが、ポテトサラダを作りたいのにマッシュポテトになっちゃうのは、やはりちょっと・・・加熱時間を計って加減すればいいのかなあ。
★料理の幅を広げてくれるのは確か
どの圧力鍋にもついているのかは不明ですが、蒸しもののための金属すのこは、あんがい使えます。アクのない野菜はやはり「煮る」より「蒸す」ほうが、味が逃げないように思います。じゃがいも、とうもろこし、ブロッコリー、アスパラガス。洗って放り込んで火にかけて、あとはほったらかしです。これから冬にかけてさつまいもをふかしたりするのには役立ちそう。ものすごく大量に蒸しても、加圧15分・余熱10分とかで蒸しあがっちゃいますし。あ、いちおうプリンなんかには、別の鍋のガラス製の蓋がたまたまサイズぴったしだったので、それでやってみてます。そうすれば、まあなんとかなります(加圧したら壊滅しました)。
購入してしばらくしたころ、料理のお店で圧力鍋の蓋が飛び、ひとり死亡という事故がありました。金属部分が疲労してくるとか、そういうケースがあるのかなあ。でも、取り扱い説明書にもそんなのぜんぜん書いてないし・・・「圧力」鍋っていうネーミングが、なんかボイラーとかを連想させてアブナイもののようなイメージが湧いてきちゃいますけど、きちんと使えばべつに危険という気はしません。実家の母も長く使っているようだし。
そうそう、惜しむらくは、これを購入したとき、チビの離乳食がすでに中期も終わりであったこと。初期のころ、食べ物を「トロトロ」「ベトベト」にするのって、なかなかうまくいかないこともありました。初期のころから使っていれば、すごーくラクできたのに!
★My評価・料理は美味しく、手早くなる。後片付けがちと面倒★