麦きり
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山形は庄内エリアの名物、麦きり。幸か不幸か、いままで不味い麦きりに当たったことがない。が、ここの麦きりはちょっと違うという。いや、不味いという意味ではなくてな。
20台や30台はラクに停められそうな大きな駐車場は、他に1台停まっているきりだった。出庫しやすい手前に車を停め、突入する。店内も広く、そしてガランとしている。隅のほうにベビーカーを置き、座敷へと上がった。子連れの大家族が座敷の向こう端にいるだけで、伸び伸びとスペースを占有できる・・・ようだ。いまのところは。 |
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名物の麦きりさえ食べられればヨイのだが、欲張って蕎麦も食べてみたくなった。普通に丼に盛られてくる「普通盛り」(600円)などのメニューもあるが、ここは板そば風に出てくる「1枚」(2800円)をガツンと頼みたいところ。「1枚」だけでもうどん4玉になるらしいが、それでは足りないと思い、「1枚+普通盛り」(3400円)をオーダーする。蕎麦2玉を追加する形になる。
さて、出てきたのはワレワレの認識下にある「麦きり」とは、微妙に似て非なるもの。あめ色がかった、麦きりとしてはやや太めな麺は、縁が半透明に透けて、いかにもコシがありそうである。おそるおそる箸をつけると、箸にはそれなりにくたりとした風情でもたれかかり、ゴツゴツ感はなさそうだ。
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かたい。おそばもかたい。 |