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出版日記  2・野望編
2001年8月30日(木)〜9月30日(日)
下から読むんです・・・読みづらくてごめんなさい


日記の事情といままでの話は「出版日記  1・金策編」にて→
2001年9月30日(日)
昨日はメンテナンスページにログインできず、日記をアップできなかった。
ニムダ以来、いつも使っているフリーメールがダウンしたのに始まり、あちこちのページに入れなかったりと、とみにトラブルが多い気がする。スピード化時代というわりには、申し込んだODNからはまだ、申し込み確認のメールひとつ来ていない。ま、あいだに土日はさんでるせいもあるだろうけど。
今日はチビどもが1日いるので、スピードとか効率とかとは、およそ関係のない1日であった。
9月も今日で終わり。いい区切りなので、ここまでで「出版日記・野望編」完にしとこう。あんまり同じページに文字が続くと読みづらいから、ページを変えるだけなんだけど。
明日からは「出版日記・激動編」ですよ。って、すでに激動決まりかい。

2001年9月29日(土)
夕方4時過ぎ電話が鳴って、取ると、イラストをお願いしたマンガ家さんの奥さんである。どわあ。
実はHPに記載されているアドレスは奥さんのもので、奥さん(もお仕事をしてらっしゃる)宛に御主人へのお仕事のお願いをメールするという、常識では考えられない失礼なことをしているのだ私は。もう失礼大魔人である。ま゛!!
まさか電話でご連絡いただけるとは予想してなかったので、一瞬頭がからっぽになったが、もともとあまり中身が入ってないので応対はいつもと同じだったろう。なんでも引っ越しされてパソコンの設定がまだうまくいってなくて、メールで連絡がとれそうもなく、わざわざお電話いただいたということで。いま締切で大変な時期なのでまだ話していないけれど、2〜3日で終わったら話してみますので、と仰っていただく。
事態は進展してないが、とにかくメールがちゃんと届いていたことだけでも確認できたのはよかった・・・海外旅行とか行っちゃって見ていただいてなかったとか、ひらくまえにスパムと判断されてゴミ箱へ直行したとか、そういうケースは回避できたし、断られるならちゃんとケリがつく形で断っていただけそうなので。ってなんでそう後ろ向きになるかなあ。まあ後ろ向きになって後ずされば前に進むので、それでもいいかあ。
あ・・・奥さんにお取次ぎいただいたことのお礼とお詫びを忘れた。
パソコンを前に、お礼とお詫びのメールを打つべきかどうか、30分くらい悩む。確か携帯で受けてらっしゃるそうだっけ・・・しつこく送るよりは待ったほうがいいのかなあ・・・。
からっぽになった頭には、とりあえず発泡酒を詰めておくことにする。

2001年9月28日(金)
イラストをお願いしてみるにあたって、周囲に「あの雑誌の編集部に誰か知人か縁故かイトコのハトコのヨメのマゴでもいいからツテはないか」とメールを流していたのだが、ことのついでにADSLの話になった。私は現在アナログのテレホでちんたら接続しているのだが、つい先頃から某すごく重い会議室(バレバレ)など利用しはじめたら、もう遅いなんてもんじゃない。朝3時に起きて午後に昼寝する生活が負担にもなっていた。しかし頼みのYahoo!BBはいまだ音沙汰がない。
ワタシのことなんてどうでもいいのねYahoo!BB・・・と愚痴ったら、知人一同、「そんな男は・・・いやプロバイダは、止めときなさい」だとさ。そこへタイミングよく、ほかにいい男、じゃねえや安いADSLサービスが登場するんである。私が使わせていただいているODN、10/2から自社ADSLサービスを大幅値下げするんだって。発表は昨日、9/27。もう申し込み殺到中だろうなあ。
てなわけで、珍しく昼からネットで、さっさと契約を済ませてしまった。いまの契約からの切り替えだから、手続きも比較的ラクみたい。さーて、こちらの待ちはどーかな? 一見Yahoo!BBとODNの両面待ちだけど、実はYahoo!BBは安めだから見のがすのさって、2日連続麻雀ネタ。ツカンポの花が咲いているかも。
ところで一昨日書き忘れたのだけど、『ダンボールハウスガール』という小説が映画化した。もう2年近く前になるかなあ。某雑誌で本の紹介コーナーのお仕事をいただいていたことがあって、ときどき編集さんの選んだ中にモノスゴイのが入ってることがあったんだ。これは、そういうのの中の一冊。あんなに凄みのある小説なのに、そのあと話を聞かなくて寂しい限りだったのだけど(オイラが疎いだけなんだがね)、なんと映画化だと。いい作品はちゃんと評価されるものなンだなあ。よかった、嬉しい。はやく映画が観たいよ。
ちなみに、その本の紹介コーナーで「伊藤さんも何かオススメがあったらピックアップしてください」とか言っていただいてたのだが、『自衛隊、かく戦えり』(ゴジラ出現のシミュレーション本)とか、そんなんばっか薦めてたので、「うちの読者層にはちょっと・・・」と言われていた。若い女性はゴジラも自衛隊もダメらしいぞ。
ODNの契約を済ませたら、今日はぽっかりと時間があいた。いろいろ連絡待ちに入っている。このスキに原稿に手を入れたいと思いつつ、早起き寝不足に負けて昼寝。

2001年9月27日(木)
朝、チビどもを保育園送りにするのもそこそこに、表紙イラストのお願いの文章を書く。相方に見せたら、「もっと丁寧に、回りくどいほどの文章で書くものらしいけど・・・」。「けど」なにかとゆーと、すでに約1500wの文章、つまり400字詰原稿用紙4枚弱なんである。これ以上回りくどくしたら、大河ドラマになってしまう。いまの時点ですでに、目を通していただくのが申し訳ない状態。
昼ごろまでにうどんの追加原稿「氷見のうどんについて」も仕上げ、そしたらやっぱり昼食は稲庭うどんになる。稲庭うどんと氷見のうどんは同系列のうどんで、やはり同系列の五島うどんと合わせて、北前船で伝播されたという説があるそうな。
あんまり食べられなかった。ストレスだろうか。もうなんか、どっかへ逃げてしまいたひ。ワシも北前船で遠くへ連れてってほしい。
午後イチ、メールいろいろを一括送信する。イラストの件、断られたら心あたりのイラストレーターさんに当たろうと覚悟を決める。実はすでにいちおうひとり、候補も上がっている。決め打ちである。国士くずれから緑一色を狙うような有り様。哭きの竜でもどーにもなるまい。竜よ、オメエの運をオレにくれぇ〜〜〜。

2001年9月26日(水)
『ジブリ美術館』、なかなか良かった。『ラピュタ』の実物大ロボット兵はすんばらしい! 写真を載せたいくらいだけど、そーゆー日記のコーナーじゃないので止める。あちこちに「ぽちっ」と仕掛けがあるのが楽しかったぞーと、こう書いてる最中も、言いたくて言いたくて。ああ、話が出版がらみに戻らない。えーと、編集Uさんに、表紙のラフその他についてメールしたでしょ。あと、この人に表紙イラストをお願いできたら嬉しいなーというマンガ家さんのホームページを見つけて、連絡先が書いてあるのに狂喜したでしょ。
しかし相方いわく、
「いや、そういうところからお願いしたのでは、どこかの編集部から取次いでもらったのとは違って、先方に『ただのファン』と見なされるのでは」
うーん、それはありえるなあ・・・と感心してから、ふと気づく。
ただのファンじゃん、わし。
なんの問題もない。というか、なんの問題も解決してない。相方、どうも編集者ズレしているっぽいぞ。
ああ今週動けるのは、もう明日と明後日だけだあ。うどんの原稿、項目を追加してくれとの話もメールで届いていた。明石家マンションなんか観てる場合じゃない。ブラックジャックを録画してる場合じゃない。

2001年9月25日(火)
編集Uさんに、表紙のラフがわりに送る某コミックの画像を用意。明日の朝イチで送るつもりで用意する。同時進行で、イラスト発注の準備もすこし進めてみる。というかメールを流しただけで、あとは連絡待ち。
今年の秋初めて、湯舟にお湯を張る。つかりながら、ああ早いなあもうそんな涼しくなったか、最初にこのホームページを開設したのは5ヶ月前くらいだっけかなあ、と感慨にひたる・・・わきゃーない。チビどもをとっ捕まえて湯舟にぶちこんで足を滑らせないだろうな? とハラハラしながらこっちの頭洗いもそこそこに「アヒルさん(風呂で遊ぶやつ)とってきて!」などというリクエストに応じていると、「フロ。はい次っ」というノリ。ウチは保育園に預けてるからいいけど、自宅でひとりで子らの相手をしている母親のアタマの中は、どーなっておるのか。
パソコンの前のHDに新しいノートン先生をかけてみたら、やっぱり「ハードディスクが壊れています」と出る。「ワシも壊れとるわい、ボケェ」とヤクザのよーに絡んで、ディスクドクターをスタートさせて早寝。明日はジブリ美術館に行く日。

2001年9月24日(月)
祝日なのでチビどもがうちに居る。居直って家事に精を出すうち、一瞬で1日が終わる。夜は相方の仕事の手伝いをぽちっとだけ。
改稿に向けて、最近荒れ気味の文体をリセットすべく、参考文献をちょっとだけ読む。『旅の理不尽』宮田珠己著。何度読んでも笑える。同じところで「くるぞくるぞ」と身構えていても笑える。天才だと思う。いま、ことえりくんは「天災」と変換したが、それでもよい
相方のXRがついに絶命したらしいので、私のDRを蘇らせることにする。最後に乗ったのは1年前、バッテリーとチェーンは死んでいたそうな。私のSRX-6とCRM80もついでに蘇らせませんか? というこずるい提案もしてみる。ってえか、12月に本を持って営業に回る予定なので、電車では電車賃だけで財布がパンクするよ。バイクなら1日走りに走っても1,000円くらいだもん。
さて、今週は短い週になるぞ。

2001年9月23日(日)
運動会。親子競技とか、なけなしの体力を奪い取るさまざまな陰謀が企てられているぞ(誰の陰謀だあ?)。
午後は憔悴して昼寝。けっこう回復したので、相方と本の表紙イラストについて相談する。本気の話と「バカか?」という話が3:7くらいで入り混じっていたのだが、チビどもが起きてきたところで、「景気づけに今日は外食しよう!」という結論に達した不景気なわしら。久しぶりに近所の焼肉屋に行くことに決定し、「脳みそスポンジ」「感染ルート」「骨粉」などなど、いまが旬の単語を連発しながら夜道を歩く。
「アレだね、お店のほうもセール価格でやってるかもね。店の前に貼紙があって、『ったように肉が安い! ほとんど気!』とか書いてあるの」
「うんうん。『デザート無料サービス! 特製プリ(オ)』つき! とかね」
牛タンとカルビとユッケとハラミとホルモンを、ビールとサンチュとライスで堪能したあと、カルビうどんとテクダンでシメる。モーこわいもんなし。

2001年9月22日(土)
朝4時起床、ここのところ外出やらフリーメールのサーバダウンやらが重なって溜まっていたメールに目を通す。例のうどんの原稿、催促(というほどのものでもないけど)が来てたので、原稿をいちおう送ってしまう。
昨夜は寒かったので、チビがさっそく涙目になり、ぼろぼろ涙をこぼしている。鼻の粘膜がちょっとダメージを受けたのであろう。風邪にまでは至っていない様子だから、明日の運動会は大丈夫だよね。とにかく洗濯しまくりのメシ作りまくりで、午後遅くなってやっと買物。アテにしていた自然食品店が「9月から土曜日の営業は午後1時まで」と貼紙をかかげて閉店しているのに「ひー」と叫び、3日前から燃料の警告灯がつきっぱなしのクルマにようやく給油。JAFのお世話にならなくて済んだ。
いつも思うのだけど、なんでこう後手に回る日々なんでしょう。私は怪人二重面相を尊敬する。追い詰められても「ふふふふ・・・・わはははは、さらばだ明智くん!」「しまった! 気球が用意してあったとは!」って、そおゆー準備のいい人になりたい。こんな備蓄のない人生はイヤ。
チビどもの口に、ありあわせのメシを突っ込んで、寝る。明日は運動会、離乳食兼用の弁当を作らなくちゃ・・・ってぼやいてるあいだに、小鬼が咳き込んでいる。寒さで喘息がぶり返したかな?

2001年9月21日(金)
昼から歯医者さんへ行く。整体のようなこと(痛くない)をして体の捻れをとってくれる歯医者さんなのだけど、今回はどうも上手くいかない。そうとう体にきているらしい。妙に疲れてしまって、帰宅後に食事をしたらどっときて眠ってしまった。今日はなにもできなかった・・・明日からはチビどもが3日連続でウチにいる。仕事? ご冗談を、ほほほほほ。だいたい明後日はチビどもの運動会じゃんかー。しかもその翌日は祝日で、チビども在宅。気が遠くなる。
という状況下で、本の帯のアイディアが浮かんだ。いちおう打ち合わせで決まったのは、表側は、四文字熟語をバシッと入れる(どんな熟語かはまだナイショ)こと。で、そばに「妊娠読本」とかなんとか小さな文字で添える。問題は裏側で、「本文より抜粋」でいきますかと言ってたんだけど、いまいち芸がないよーな。で、考えたのが、「キーワードを並べてちょいっとデザイン処理」てえの。本文からキーワードを抜粋してみるぞ。忘年会・新宿の飲み屋・ガッチャマン・赤穂浪士・チェンソー男・揚げ餃子・立つんだジョー・食い放題のしゃぶしゃぶ・カラータイマー・不発弾・ショッカー・北朝鮮のマスゲーム。よしよし、なんだかわからんよーになった。いいぞいいぞ(いいのか?)。この合間に、妊娠がらみの単語を入れこむ、と。
Uさんに「下品」の一言で却下されそうな気もするなあ。

2001年9月20日(木)
昨日はメンバーズページにログインできなかったぞ。今日は大丈夫だろうか?
今朝、2日ぶりに相方が帰って来たので、昼過ぎに起きてきたのをつかまえて、昼食をとりながら作戦会議。
一昨日から何をうじゃうじゃ考えこんでいるかというと、まあ早い話が、私が「こんなの」とイメージしていた表紙に、編集のUさんが疑問を呈されたのである。Uさんとしては、「子宮と花びら(メシベ?)をオーバーラップさせたような、抽象的で上品なイラストレーション」を思い描いていらっしゃったらしく。私は、マンガ的な人物イラストをまん中にポンと置いた白っぽい表紙をなんとなく考えていて、マンガのイラストはAさんかBさんかCさんのような感じで・・・と単行本数冊を取り出して見せた。なに、言うだけばタダだしな。ちなみにAさんは某全国新聞に連載を持ってらっしゃるビッグネーム。Bさんは某有名パソコン雑誌に連載をもってらっしゃるトップランナー。Cさんはここ10年ほども筆を折っておられたが、とあるマニアックな路線のコミックジャンルの基礎を築かれたようなかたである。言うだけでも金とられそー。
Uさんは、どなたのこともご存知ではなくて、それはまあ好きなジャンルが違うんだから別にかまわない。が、「せっかく良いものをお書きなのに、これでは下品になりませんか?」と仰る。自分の書いたものに何があてはまらないって、「上品」くらいハズしたもんはないと思っていたので、しばらく「これはUさん流のギャグであろうか?」「自分はどこでウケるべきであろうか?」とか、いろいろ悩んでしまった。
「私の意見は参考程度に、最後は自分がこうしたいというほうにお決めになったほうが」とUさん。でも、「あ、そういう感じは合いますね」と納得していただいたほうが、その後に上がるものが良くなるに決まってるではないか。意思疎通できなかった相手と仕事したときのクオリティがどんなものか、それを思うと、なんとか途はないものかと頭を抱える。
相方の分析は、「Uさんは、見本として出した本の、デザイン全体を見て『下品』と感じたのではないか。確かにこのデザインは、マンガとしては普通だけれど、エッセイとしては下品かもしれない」・・・うんうん。もしそうなら、まだ納得してもらえる方法はあるんだがなあ。それともいっそ、目指せPHPか? んー、ざます。
とにかく今日は、1日うどんのことを考えて終わる。こちらはもうすぐ原稿UP。

2001年9月19日(水)
とにかく、いま抱えている仕事をやってしまおうということで、朝からずーっとうどんについて調べている。そしたらやっぱり、お昼ごはんはうどんになってしまった・・・影響を受けやすい性格。
1日かかって7割進行、明日で終われそうだなァとホッとしたところで、郵便受けにマイライン登録の通知を見つける。東京電話にマイラインプラス登録をしました、という内容。ちょっと待て。勧誘に来たオヤジは、「マイラインプラスではなくて、マイラインです」って言ってたではないか。テレホだからプラス登録はできないよ、と確認したのに。余計な仕事増やしやがって〜〜〜〜〜。
昨日の混乱からまだ立ち直ってないな。
混乱の理由、その1。文芸社はたま出版の系列だった。
そう、あのたま出版である。
編集のUさんは宇宙人かもしれないのである。印刷所じゃなく念写で本を作ってるかもしれないし、校正はテレパシーで入れてるかもしれないし、私の払った契約金の一部はロシアの超能力研究所に流れてるかもしれない。そんなわけはないがそんな気がするぞ。
新宿1丁目はなんかのパワーが集中している場所なのであろうか。そうでなければ、あのたま出版が編集部を置くはずがないではないか。道理で突然『博多天神』のラーメンが食べたくなったり、無料の替え玉を頼んだりしてしまったわけだ!(関係ねえって)
なんか力一杯逃避してるのだが、早く決断しなくてはならない事柄があって、けっこう切羽詰まっている。

2001年9月18日(火)
夜更かしと夜泣きで3時間睡眠。朝から相方が雑誌の企画を考えているのに横から茶々を入れていたのだが、なぜかイキよさげな企画がぽこぽこ出てくる。寝不足なので脳の一部が眠ってて、飛躍した発想がしやすくなっているのでしょうか。そういや以前お仕事をご一緒した宅配野菜の流通スタッフに、「日曜日は絶食の日」というかたがいらしたのよ。絶食による脳の糖欠乏で細かいことを考えられなくなると、グローバルな発想が浮かぶんだってさ。
最近相方のバイクが調子悪いそうで、ふたりでバス・電車と乗り継ぐ。途中駅だで私だけ乗り換え。さあ勝負だ文芸社!
・・・惨敗したよーな気がする。
ちょっと落ち着くまで、今日のことは保留にしときます。すみません。あとで必ず書きますから。ただ、私はいま、全面改稿を考えてます。いや、考えてるヒマないぞ。やるならさっさとかからなくては。
新宿へ行ったついでに『まんがの森』へ向かおうとして、かろうじて自制心で踏みとどまる。あそこはオイラにとって、ぼったくりバーと肩を並べる散財スポットなんだよう。なんとか紀伊国屋で折り合いをつけることには成功したが、それでも持たされてしまった手提げ袋。『あたしは貝』『けだもの会社2』『石神伝説3』『ガラスの仮面23』『MONSTER17』『祝福屋福助』『店もん』・・・あ、お金ないや。カードでいいっすかぁ。
夜、『プロジェクトX』を観ていて、警官になりたくなる。キテレツな企画と体力勝負な文章で口を糊する仕事なんざもうやめて(そうさ、そんな仕事っぷりなのはオイラだけさあ)、こういう愛のある仕事がいいよな、人間。
酒飲んで、寝る。明日は小鬼どもの運動会の予行演習。

2001年9月17日(月)
明日の準備。原稿のテキストデータを持っていかなくてはならないので、クラリスワークスのデータをテキストに。ついでに久しぶりに原稿を読んで、うろたえる。
書き直したいよほぉぉぉぉん(遠吠え)。
これを書いたとき、編集者をやってる相方に全面協力してもらい、ふたりがかりでしつこくチェックを入れた。ノリ重視、リズムを乱さない、読者層としてはある程度、男性等の出産経験のない人を優先的に想定する。となると、データはきちんと入れこまないと話の流れが読めない・・・そのために犠牲になったのは、出産経験者の「共感」の部分であったり、誤読を防ぐための、外堀を埋めるような言い回しや文脈、構成であったり。あらためて読むと、その切り捨てた部分が明らかな弱点として目についてしまう。ほっとけない。
やむを得ず、可能な部分は書き直すことにする。といっても、語尾や接続詞を変えたり、リズムを崩さない程度に言葉を補ったりする程度。しかし、こんなんこまこま書き直し続けてたら、永遠に書き直し続けるわなあ。とっとと本にして書き直し不可能にしちまえ。
ところで、文芸社から郵便物が来ていた。12 月中旬から1月中旬までフェアをやるので、この機会に販促してみてはどうかというお誘い。TVCMなんかも予定してるんだと。なんかいろいろあるらしい。いろいろやってみるのはよいことだ。ん? 待てよ、出版予定の1月を1ヶ月繰り上げて、このフェアに間に合わせて別料金の広告もやらんかと、そーゆー意向なのかぁ?
というところで、明日は名刺がまにあわないや。「いろいろ」の「い」でつまずいております。
そうそう、チビをお医者さんに連れてったら、あるかなしかの湿疹のようなものを指して、「たぶんこれでしょう・・・」と突発性発疹の診断が下った。もう治っているということで、今日から保育園に復帰する。夕方帰って来てから連絡帳を見たら、「パンをおかわりしました」と書いてあった。完全復活らしい。
復活といえば、よく使うフリーメールがここ3日ログインできなくて、不自由しとります。早く復旧してちょ。

2001年9月16日(日)
朝食のナポリタンを作りすぎた。二人前ずつある。がんばって食べたら昼ごろまで身動きがとれなかった。相方は「蛇の気もちがよくわかる・・・」と唸りながら、やはり倒れている。なんも食べたくないまま、小鬼のリクエストで相方が作ったホットケーキをつまみ、うだうだ過ごす。明後日に持って行く原稿にあらためて目を通そうと思ったのだけど、小鬼とチビがぴいぴいしている休日に、集中力の必要なことができるはずもない。
今日は家族でパンだの麺だのばかり喰っていた。なんでこんな炭水化物一家になったかというと、昨日宿酔で買物に行けなかったのがイカンのですな。簡単に食べられる野菜が、ほとんどないわけで。酒はダメだ酒は、バテるから・・・というところで『発掘! あるある大辞典』を観たら、「ドーパミンが出ると自然治癒力がアップする。1日の終わりのビールなんか、よろしい」という話をやっていた。急遽、相方をスーパーへ派遣し、ドーパミン分泌のためのアイテムを購入してきてもらう。「酒の肴」ともいう。
ドーパミンもがんがん出たところで、寝る。明日はいろいろあるぞ。

2001年9月15日(土)
昨夜は明け方3時半まで飲んで飲んで飲まれて飲んでェ〜で、夫婦で酔いつぶれていた。とりあえず朝8時半に起床。お昼には子供用英会話教材のセールスマンが来る。早めに来てもらって、その後チビをお医者さんに連れてくはずが、昼になってしまい診察時間は終了。しかしチビはすでに37.1度(平熱)、出るはずと予測していた発疹も出ていない。なんの病気だったのでしょう?
午後は相方が布団から蘇ってくるのと入れ違いにダウン。私が寝ているあいだになにか凄い騒ぎが聞こえていた。小鬼が昼寝し、寝ぼけて仕事場でオシッコしたらしい。相方は家事に非協力的な妻をアテにせず、ひとりで現場を片付け消毒して、小鬼を風呂に入れたようだ。家のことはおまえに任せた!
夕刻、私が起きるのと入れ違いに相方がダウンし、チビと小鬼も布団に埋もれて動かないので、ひとりでパソコンに向かい、本用のプロフィール書きに頭をひねる。夜10時を過ぎて、チビ、小鬼、相方の順に起きてきた。ワシはもう寝るぞ。
いちおうプロフィールを相方に見せてみた。「可もなく不可もなく必要十分、面白くない」というお答え。その通りなので頭を抱える。なんかないか面白いプロフィール。いがらしみきお氏の「神のお告げを受けてマンガ家を志す」てのはよかったなあ。イキオイのあるキャッチが欲しいよなあ。「愛読書は『ナポレオンヒル・プログラム』」とか、「最近興味があるのは先物取引」とか、野望ありそげなヤツ。
・・・空しくなってきた。いっそ大川隆法でも呼んできたほうが話が早いぜ。

2001年9月14日(金)
夜中、最低10回は起こされたぞ。チビの夜泣きに連動して小鬼が夢をみるもので、ふたりして号泣。親が死んだよーな騒ぎであるが、親は私で死んどらん。しかし相方はなぜこの状況で眠れるのでせう?
朝、文芸社のUさんにHP経由でメール連絡を入れてみた。昼過ぎTELがあり、「ありがとうございます、FAXいただきまして」と切り出される。こ、これはマジだ。このかたは、きょう日の出版関係者なのに、メールアドレスを持っておられないのだあああああああ!
・・・いや!(思い直しっ)偏見はよくないよ。もしかしたら、それだけ昔から文芸の編集というものに携わっておられるかただということかもしれない。これは希望的観測か? 希望があるのはよいことだ。そうに決まった。
午前中は寝不足でダウンし、チビがいるので歯医者さんの予約もキャンセルしてしまったが、午後はなかなか好調。早朝はいっていた原稿の手直しを上げて、出版用のプロフィールの草案も作って、よっしゃよっしゃと田中角栄状態で保育園へ向かう。なんか快調だ。郵便受けを覗くと、10月1日オープンの三鷹の森ジブリ美術館の招待券が2通。家族4人ぶんをゲットだな。
ともあれ、Uさんとの打ち合わせ兼初顔合わせは、9月18日(火)午前11時よりと決定。

2001年9月13日(木)
深夜、チビが2度目の熱性けいれん。けいれんを起こす寸前に、なにやら「あうあう」とウワゴトのようなことを呟くので起こされた。わかってても恐いよこれは。今日は順調に回復して、夕方には37度8分とほぼ「微熱」レベルに。そろそろ発疹が出てくるはずだけど、出なかったら逆に恐いッス。「そんじゃこの熱は何だったの?」ということになるので。
今日もアスピリン命。肩凝りから頭痛が来ているらしい。夕刻には仕事の終わった相方が無事帰宅し、寝室に吸い込まれてゆくのであった。間隙を縫って、直しの出ていた原稿に手を入れ、メーラーに放り込んで今日の仕事は終わり。1日が短すぎる。とゆーか、私が短くしてるんですけど。短い1日のあいだに、編集さんに打ち合わせの連絡を入れるための文面をとりあえず打つ。
ところで、編集さんのアドレスを尋ねたとき、なぜか会社のHPのアドレスを教えていただいて、「こちらへ送っていただければ」とのことだった。個人でアドレスを持っていないのでしょうか? DTPが主流のいまどきの出版社でそりゃないと思うけど、じゃあ、女性だからイタズラ予防で公開してないという用心なのかしらん。ネット懸賞で「35歳・主婦・子どもふたり・年収400万以下」とかって書き倒しているオイラっていったい。
HPから経由して分別されて届くんじゃあ、メールしてから、編集者の手もとに届くまで時間がかかったりしないのかなあ。
そういやプロフィールもまだ書いてない。ウケ狙いは諦めよう・・・いや、べつに狙う必要はないのでした。

2001年9月12日(水)
昨日の予感適中で、朝から頭が痛い。
小鬼の夜泣き2回。爆泣きに起こされたチビも起きて泣き、ふたりがかりの攻撃につきあったこちらは、寝不足と疲労で体調がわやになっている。仕事先からしばらく帰って来ていない相方が、昨夜から再三TELやメールをしてきて、「TV観て!」「NYのツインタワーが!」と連呼していたが、当方もツインタワーが爆裂しているので対応できましぇん。
というわけで、昼過ぎにギブアップしてアスピリンに手を出した。これが効かない、効かない。しかしもう、あなたが来るのを待ってる人がいる時間であるので、行けるとこまで行け〜! と追加で2錠。チビのほうは突発がほぼ確定と思われる発熱病状で、昼過ぎに40.0度、日没後に40.6度と記録更新中。機嫌はとてもよく、NHKの幼児番組を観て爆笑している。単に親子でハイになっているのか?
呑気に構えていたら、夜9時に熱性けいれんを起こした。噂には聞いていたが見るのは初めてで、噂に聞いていた通りの「死ぬかと思うほど」の引きつけっぷり。強いけいれんが1分半続いたあと、さらに手足ガクガクを5分間。いちおう心当たりのメディカルセンターにTELを入れ、「救急へ連れて行くより休ませたほうがよろしい」とアドバイスをいただく。
万が一に備えて、頭痛持ちでは動きが鈍る。そんなわけで6錠目。もう恐いもんなし。
今日もなにもできなかった。明日こそ何かできる日でありますように(泣)。

2001年9月11日(火)
朝食を済ませ、登園前の検温をする。と、チビの熱が38.0度ある。平熱が37.0度くらいだから、そんなにモノスゴイ熱というのでもないけど、高いことは高い。小鬼のぜんそくの薬も切れたことだし(昨夜、少々咳をしていた)、お医者さん経由で保育園へ行こう・・・として外へ出たら・・・ぬおおおお、台風直撃だあ! なんでも鎌倉あたりにばっちり上陸しているそうで、お医者さんで待っているあいだに東京も暴風域に入った。隣の薬局で薬をもらって車に乗るという僅かな移動で、全身ずぶずぶ。風で傘を飛ばされそうな小鬼が、自分もよろよろしながら、「かーちゃん、早くして・・・は、早くぅ・・・」などと唸っている。何をどう早くしろとゆーのだ。天変地異には逆らわないほうがいいぞ
いったん自宅へ戻って小鬼どもを着替えさせ、雨合羽を着せて送ってゆく。帰って来ればもう昼食時。どうもいちばん大変な時間帯に移動していたらしい。移動中、傘を裏返している人を3人見た。久しぶりに見たなー。なぜか得した気がする。
午後3時、昼寝から起きたチビの体温は39.7度。機嫌がそんなに悪くないところをみると、突発性発疹かもしれない。うん、それっぽい。理由がわかると(まだ決まったわけじゃないが)安心。小鬼を迎えに行くため車に乗ろうとしたら、台風のおかげで車がキレイになっていた。夕焼けも金色でキレイだったし、今日はなにもできなかったが、明日はきっといい日になりそうな気が。気がするだけかも。

2001年9月10日(月)
台風が来ているので洗濯はできなかったが、風呂や洗面台を洗って居間も掃除して仕事もこなした月曜日。順調なスタートに気をよくしていたらTELが鳴り、新規のお仕事だと。ふたつ返事で受ける。ありがたい、ありがたい。人生順風満帆・・・ってダメじゃん! 編集さんに連絡とらなきゃ。
やぶ蚊の多い駐車場で、老先短い切羽詰まったメス蚊どもに一挙に10箇所以上刺されるわ(わしってアレよ。クラスにひとりはいた、めちゃめちゃ刺されやすいタイプ)、風呂上がりに体重計に乗ったら先週からまた1キロ増えてるわ(週末の宴会が血肉となったようだ)、相方は「しばらく帰れない」とメールしてくるわ、おMac.さまはメモリが異様に小さくなってネスケを開くとほかのソフトは一切ダメだわ。どうしていいかわかんないけど、とりあえずがんばってくれ、自分
居間を掃除しながら、書かなくてはいけない著者プロフィールのことを考えていた。あんまり素っ気無くてもよそよそしいかもしれないし、「趣味はバイク、2児の母で〜す。メールください」では出会系サイトである。いっそ何かこう、イメージを固定して、アオリに徹してしまったほうが気楽かもしれない。「高校時代はゲーセン通い、大学ではSF研に所属し、ガンダムの名台詞がいまだにすらすらと口をつく。立てよ国民! ジーク・ジオン!」とかな。なんか読者層を限定しそうな気配が漂うぜ。「娘が生まれたらレイって名付けます」みたいな。
ヤケクソ化しているぞ。睡眠時間が減ると、すぐに極端思考にはしる。
当面の心配は、明日の朝は台風直撃だけど、燃えるゴミの収集は来てくれるのかなってこと。

2001年9月9日(日)
チビどもが自宅にいる日は仕事にならないので、1日中家事をやっていた。雨ニモ負ケズ洗濯4回、部屋に散らばる紙屑とおもちゃの片付け。その間、チビどもにティッシュの箱の中身を半分出され、フスマに落書きされ、領収書を紙吹雪にされ、ゴミ箱をひっくり返して捨てておいたストローをしゃぶられ、牛乳のませろとか羊羹くわせろとか買い物行きたいとかびいびい啼かれつつ、とにかく今日も1日終わった! よし! あとは『電波少年』観て寝るだけだ!
ところで明日をもって、取急ぎの仕事はひと段落する。明日中に文面を考えて、明後日には編集のUさんにメールしよう。自分で締切りを切らないと、この人生ゲームのよーな日常生活のぐるぐるから抜けだせない。
人生ゲームといえば、子どものころ友だちの家で遊んだとき、職業がアイドル歌手になったことがあって。給料はルーレット次第で、普通の仕事よりかなり儲かる確率なのに、一生のうち給料を貰ったのは1回だけ、サラリーマンの給料1回分以下だったということがあったっけ。私はいったいあそこで何を学んだのだろう? なんも学んでない。というか、3歩以上あるいちゃったから忘れた。コケコケコケ。
ともあれ今日はスキを見て『神童』(さそうあきら)3・4巻を読めたから、ちょっとは充実した1日。

2001年9月8日(土)
昨日今日と山形で枝豆の生産者会議覗かせていただく。夜の懇親会では生産者が持ち寄った枝豆がテーブルに盛られ、際限なくつまみながらビールを消費する。前夜の寝不足と当日の深酒の十字砲火を浴びて、行きも帰りも電車の中で失神していた。帯に書く文句の候補を考えようと思ってたのに・・・。
いちおう今んとこ、相方と話し合って、「本の意図がわかって、なるべく笑えて、短いのがよい」という指針はできている。いっこだけ候補は上がってるのだけど、候補がいっこだと「いいですねぇ〜、それにしましょう」などと即決されてしまいそうで恐い。時間をかければよいものが上がるというわけではないが、ぜんぜん時間をかけない仕事は、なんちゅーかやはりそれなりの出来ばえに仕上がるもんである。経験的に。
しかし、そんなん考える余裕もなく帰宅。
体力の低下をヒシヒシと感じるこのごろ。気合いを入れるべく、今夜は赤坂の『じゃんがららあめん』で替え玉を2回したりなんか。断っておくけど、チビと小鬼への取り分けも含みますよ。
気合いは入ったが、仕事は進んでない。すなわち、なんの解決策も出てこない状態である。逆さにして振っても替え玉しか出ないぞ。これ、早めに諦めてさっさと連絡とって、まずは編集者のご意見拝聴にしたほうが話はやくねーか?

2001年9月6日(木)
チビの夜泣きの原因、粉ミルクが疑わしい。昨夜寝つきのとき粉ミルクをあげたのだが、0時までが夜泣きの連発で、全身を掻いて掻いて、湿疹も増えていた。0時過ぎには落ち着き、そこから3時までは小鬼が夜泣き2回。トイレに行ったあと、汗をかいて全身が痒いと怒り泣きするので薬をつけてやる。4時過ぎにはチビが起きだし、誰も起きていないとブーブー文句を垂れて、こちらも5時には根負けの起床。眠い、寝かせてくれぇ!
家事がひと段落した午前11時30分、横になったら、そこから3時間記憶が飛んだ。寝ぼけ顔でHP作成をしようとしたら、OSを入れ替えたせいか、何か設定しろとかコザカシイ指示が出て、わかんないまま1時間半。もう保育園へお迎えに行く時間である。
今日もなにもできなかった。
明日は朝6時半出発で山形行き。神様、いまの私に欠けているものは何でしょう? 「根性」とかいわないでください。

2001年9月5日(水)
チビの夜泣き悪化。夜泣きというより、体が痒くて起きるらしい。長く飲んでいるとびひの薬と風邪薬のせいかもしれないので、とりあえずいただいた薬も飲み終えたことだし、医者へ向かう。抗生物質が原因かもしれないから、とびひもひと段落したことだし、抗生物質だけを抜いて処方してみましょうとのこと。
日記はこのまま「子どものアトピー日記」とかに移行してゆくのだろうか。
お盆明けからこっち、妙に慌ただしい毎日が続いている。いちおう次の土日を過ぎれば落ち着く予定ではあるのだけど、次の土日を過ぎればなんと「9月上旬」は終わりだ。おいおい、打ち合わせは「8月下旬から9月上旬くらい」の予定だったろぉ〜〜〜。
って書きながら、いままで使ってた日本語ソフトが使えなくなったことで、作業効率も悪い。『ことえり』とはうまくやっていけないの。無料をこよなく愛し、HPスペースも作成ソフトもプラグインの数々もすべて「無料」「おまけ」「体験版」でやってきた私だが、ついにソフトを購入する日が来たのかもしれない。プロードバンドも近いことだし、ウイルス対策ソフトは必須だよね。
って、先月8日に本申込を済ませたYahoo!BB、まだ音沙汰がないんですけど。

2001年9月4日(火)
チビの湿疹が増え、昨夜は夜泣き2回。小鬼の咳は落ち着いてきたが、夢を見て起きる。ふたりで交互に起きまくるので、こっちも眠れない。ここんとこ毎日午前3時帰宅の相方が、「あ、ごめん。起こしちゃった?」とか言ってるが、気にするこたぁ無え、ずっと起きておるのだ私も。
そんで朝は仕事に行こうとする相方を引き止め、「アレが起動しないんだけどどこに入っているのでしょう」とおMac.さまのメンテを頼む。毎日これ。
企画どころじゃない。眠いよ。
さらに、家事どころじゃない。眠いんだってば。
週末はまたまた珍しくも仕事で出張したりする予定だけど、出張すると夜中に起こされずに眠れるのが嬉しいんだよな・・・。

2001年9月3日(月)
なんで日記が1日、2日とトンだかというと、実は以前から調子がおかしかった「おMac.さま」の復旧作業がドツボ状態だったため。
起動音さえ出なくなっていたのを、HDを増設し、OS9を入れ(このへん全部、相方にやってもらったけど)、ちまちまとバックアップ作業をして、バックアップできなかったデータをどうにか復旧しようと試み・・・とごにょごにょしてるうちに、「もういいや〜」といままでの起動ディスクをフォーマットしたら、いくつかのアプリケーションが使えなくなって、おたおたすることになった。まだおたおたしている。しばらくおたおたする予定。でも、早いとこ使える環境にしないと、打ち合わせのためのテータも用意できないし、連絡もとれない。うう、連絡先がパソコンの中にあるのだ実は。アタマ悪すぎ〜。
とか言ってるうちに、チビの体にヘンな湿疹が出ている。小鬼の咳は落ち着いてきたが、しばらくは薬を飲む生活。
バカにつける薬が欲しい!医師の処方箋なしで買えるやつな。マツモトキヨシで売ってくれ。

2001年8月31日(金)
昨夜はほとんど眠れなかった。数日前から風邪っぽい咳をしつつ家族のなかでいちばん症状の軽かった小鬼が、夜寝ようというときに咳をしはじめた。咳の回数そのものはたいしたことないのだが、息苦しくて眠れないらしい。「なんで咳が出るんだあ」といちいち泣くので、余計に咳が出る。そのうち「お腹が痛い」「体が痛いよ」と始まって、ほとんど眠れないまま朝。そのまま医者へ向かうと、喘息と診断された。わあ。
風邪がきっかけの発症だろうから、とにかく休ませることにして、1日自宅にいる。
・・・こうるさい。
毎日自宅で子どもの相手をしているお母さんがたを、私は尊敬する。1日じゅう「明日も秋田行くとき雪降ってる?」「知らない人ってどんな知らない人?」などというシュールな質問をノンストップでだだ撃ちされて、どうやったら正気でいられるのだろう。私は貝になりたい(戦犯か!?)。
寝かしつけるころには脳細胞が半分くらいに減ってる気がするぞ。この文章は脊髄の反射運動で書いているのだ。

2001年8月30日(木)
帯の文句を考えるべく、まずはほかの本の帯をリサーチしようということで、本屋さんへ行く。
最近の流行なのかどーか、とにかく短いヒトコトで、でかい文字でキメるのが定番ぽい。『エヴァンゲリオン』か『プロジェクトX』か。『カイジ』とゆー説も。次に多いのが、推薦の言葉が入ってるやつ。本の中からキメ文句を抜きだしたのも、わかりやすくていいと思う。
しかし、自分の本のどこから何を抜き書きすれば、作品の雰囲気を伝えてくれるとゆーのだ。いろいろ思いだしてみたけど、基本的にノリツッコミの文章なので、オチだけ取り出してもわからない。ノリツッコミな自分を呪う!(いやべつに呪わんでも)
何か一言で、笑えるやつがいいな。これかな。『13日の排卵日』
意味不明じゃん。
あらすじや内容、本文の内容を長めに抜粋した本もあったけど、それらはすべてタレント系のもの。それと、コミック。やはり無名の一作品が手に取っていただくためには、目指すは宴会芸的一発ギャグであろう。
たしか『ダ・ヴィンチ』で毎月帯ウォッチングしてたよなあ。こんど図書館行ってバックナンバーを漁ってみよっと。
ついでにコミックのコーナーへ立ち寄り、『ヒカルの碁13』『夢の博物誌a』『坂口尚短編集1〜3』『雪の峠・剣の舞』とまとめて購入。レジで7004円と言われて気を失いそうになる。
自分の本の定価は、最低金額にしよう。800円だっけ。うん。
 

2001年8月29日(水)までのイキサツ
文芸社さんから連絡が来た。
・・・というのは、実はお盆前の話。営業編集者のYさんではなく、書籍の編集担当というUさん(女性)から、初めましての電話が入った。
「8月下旬から9月上旬くらいで、ご都合のよろしいときに一度こちらへおいでいただいて・・・」
で、まだ連絡をとっていない。お盆あけからこっち、珍しく仕事があってバタバタしていたせいもあるけど、もっとでかい理由がナメクジ型宇宙人のよーに肩に乗っかってて、ほとんど操り人形状態である。
「おいでいただくときまでに決めておいていただきたいのが、定価とプロフィールの文章です」
はいはい。へー定価もこっちで決めるんだ?
「それから表紙のイメージを少し考えてきていただいて」
でえ!?・・・ひ、表紙ぃぃ?
「あと帯に入る言葉ですね」
そ、それって編集さんの仕事じゃあ・・・ないんだ・・・そーなんだ・・・。
「それから、こちらの作品は、ワープロかパソコンで書かれたものでしょうか?」
「はい」
「でしたら、フロッピーでお持ちいただけますと、作業が早くて助かるんですが」
はいお持ちしますと答えたものの、これって最初からネットでの応募だったから、データは文芸社さんに渡ってるはずなんだけどな・・・。
正直、ちょっと怖くなってきた。いままで私は10年余、発注を受ける側で文章(つーか、まあデータのような)を書く仕事をしてきたんだけど、今回は似て非なる状況。自費出版ちうのは作家が、つまり私がお客なんである。いや、厳密には100%そうとも言い切れないんだけど。
私がずーっとお客さまである発注元の言いなりで文章をイジってきたように(だって言われた通りに書けないとお金にならないもん)、Uさんも私の言いなりに本を作る方針なんだろか。これが親の因果が子に報いってやつ? 近いか? 違うか? ぜんぜん違うかも。
しかし、支払った金額の高価さの理由を尋ねたとき、「書店で目立つ表紙のノウハウを持っている」などと豪語されたのは先方である。そうしたノウハウを引き出しうまく活用できなかったら、私の負けということだ・・・って、どっちが編集だかわからないファイティングポーズをいつのまにかとっている。これも職業病でしょうか。
打ち合わせは闘いだ!(by島本和彦)
闘いに備えて、発泡酒を飲んで、明日のために今日も寝る。(by男おいどん)
風邪ひいてるし。