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出版日記  3・激動編
2001年10月9日(火)〜10月29日(月)
下から読むんです・・・読みづらくてすみませんです。
日記の事情は「出版日記  1・金策編」にて→
よーやく始動した出版計画の第一歩は「出版日記  2・野望編」にて→
2001年10月29日(月)
起きたらいきなり頭が痛い。一昨日から痛みが抜けてないんである。バファリン2錠で待つこと1時間、まったく効かないので、やむなくもう2錠を流し込んで、完成原稿の受け取りに向かう。相方が車を運転してくれるから気楽なもんです。しかし途中、薬の副作用と思われる腹痛で悶絶した。最近効かないんだよな、バファリン・・・ってアブナくないか、それ。
「遅くなりまして・・・」と、もったいないご挨拶つきでマンガ家さんの玉稿を賜って(『編集王』か?)、相方を職場に落としたあと、小鬼とともに文芸社へ。
ページのデザイナーさんも、「ほおー」と感心顔でイラストを見ておられます。ね。いいでしょいいでしょ。
「デザイン自体はシンプルにして、絵が際立つ感じに・・・できれば、この味のある線が生きるような感じで・・・色は抑えて、白か淡色で・・・」
なんかいろいろ注文つけてしまった。
「まあ色を入れるとしても、この頭の花のところに、ちょこちょこって感じですね」
「淡い色で」
「そう、ごく淡い色で」
一発で意見が一致して、嬉しい。ついでにオビのデザインも、「面白いですね」と納得していただいたぞ。よーしよし。
なんか今週半ばにはデザインが上がって、ページ組みを済ませた原稿(初稿というやつ)もそのころ上がってくるらしい。今週末にはそのへんがどっとまとめて宅配便で届けられるとのこと。そのあとはもう、言ってみれば、ミスを潰してゆく地道な作業になるわけで、時間もある程度読める。
てなわけで、本日をもちまして、『激動編』完です。来週からまた日記再開ですけど。
そんでわ、本日の目玉、表紙のイラストをお願いしていたマンガ家さん、発表ぉ〜〜。『週間アスキー』に連載されてる、キモカワな絵を描かれる、女の子のかわゆい、先端突っ走り系な・・・はいっ、もうわかった人〜〜〜そうです、唐沢なをき氏ですぅ。
・・・(呆然)信じられまへん。ひょ、ひょおしを描いていただけたなんて・・・。
「もしホントにお願いできたら、そりゃまあ、とんでもなく凄いよね」
と相方と話していたかたに、お願いできちゃったんである。魔法にでもかかったかのようなピリカピリララ。これは夢でしょうか? 人生すべて夢なので、それはそれでノープロブレム。
残念なのは、せっかくいただいた生原稿、一瞬手に取っただけでデザインに回ってしまったことでふ。ま、デザインから戻ってきたらたんまり眺められますが。

2001年10月28日(日)
昼ごろじたばたと、表紙イラストの手直しについての確認(および追加の提案)や、原稿ピックアップの時間の打診、ギャラに関しての話などを混じえたFAXを送る。明日昼2時には文芸社で、表紙のデザイナーさんを混じえての打ち合わせ。たぶん「激動編」もひと段落でしょう。
夜、イラストの直しが済んだものがFAXで届く。最初のも私はすごーく好きだったけど、より一般ウケするものをと考えたら、やむを得ない直しも入っていて。最初のパターンのFAXは、オイラだけの宝物にします(ちょっと泣)。
直しの提案のひとつが、「それはやらないほうがいい。説明的になりすぎるから」てなニュアンスの理由で、直さないことになっていた。その直しを入れるかどうかで、表紙のキャラクターの「無気味」と「可愛い」のバランスが変わってくる、まあ考えようによっては絵のイメージを左右しそうなポイントである。
こういう態度がいいのか悪いのかわかんないが、オイラは絵に関しては素人なので、絵を描く側の「このほうがいい」というはっきりとした主張があった場合、自分の案を引っ込めるのにナ〜ンニモ抵抗を感じない。人には守備範囲とゆーものがあるんだから、いいじゃねえかと思う。
というところで、財布がどっかへ行っちゃったことに気づいて慌てる。たぶん部屋の中にあるはずだが、けっこう頻繁にこれをやる。いちおう言い訳しとしては、「神隠しにあった」ということで。
宇宙人に連れ去られて分析されてるのかもしれないし、財布でいるのが空しくなって旅に出たのかもしれない。

2001年10月27日(土)
「しいたけ語」にもようやく耳が慣れてきて、大量のきのこを手土産に帰宅。相方は入れ違いに出社する。肩凝りがパワーアップして頭が痛い。
自宅へ戻ると、ADSLモデムが横倒しに設置されている。相方に尋ねてみたら、こーゆーふーに置くものらしい。「ラックが一緒に梱包されてなかった?」と訊かれるが、1週間も前の話は覚えていない。昨日の夕食もしいたけしか覚えていない。いや、しいたけに恨みはないが。
原木しいたけ生産者は、17年で、「まだまだ若輩者」なのだそうで(謙遜ではないですよ)。履歴書に、「ライター歴10年」みたいなことをアドバンテージのつもりで書いていた自分が、かなりこっぱずかしいこのごろ。
そんな自省も、寝て起きれば、スーパーイリュージョンのごとくどっかへ消えているのであろうか。助けてプリンセス・テンコー。

2001年10月26日(金)
イラストの上がりを待って群馬へ向かう時間をぎりぎりまで引き延ばし、10:20、諦めて出発。今日は相方が1日自宅にいるので、申し訳ないけれど取次ぎ役をしてもらう。快調に乗り継ぎをこなして、定刻発の新幹線に乗車、あとは目的地まで寝て過ごす・・・つもりだったが、目が覚めた。携帯にメモが入っている。
イラストのFAXが届いたらしい!
どんなのか聞きたくてメール。すぐに相方から答が返る。どんなのかなー。かわゆい絵を描かれるかただからなー、わくわくわく。
『ばけもの系』
・・・は?
ばけもの?
いや、確かにそういうのも、ミョーに笑えてグロテスクでチャーミングな物体を造型されるかたなのので、わからんでもないがしかし。
妊娠・出産エッセイで、ばけもの。
誰がじゃ(怒)。ちがうか。
ほどなく新幹線は目的地に着いて、待ち合わせの皆さんと合流する。速攻でこれから向かう先のFAXを尋ね、相方に伝えるが、そこに到着するのはまだ少し先。なにしろこれから、原木しいたけの生えてるところを見学して回るのよ。原木しいたけというのは山の中で育てるものなので(まあ町中でも育てるけど、ほだ木を大量に寝かせておく場所なんかが必要になる)、結果、見学地は山の中ばかり。携帯のアンテナは、いっぽんたりとも立たない。なおかつアンテナどころではない。しいたけの栽培は専門用語が多くて、真面目に聞いててもついてけない。「こっちも別にヒキタテてシンスイかけて・・・」「そのためにタマギっといたの?」「まあソクタマは使えねえし」なんのこっちゃーーー!!!
FAXの届いているはずの会議場所に着いたのは、もう16:00を回ったころ。さっそく事務所を覗き、「ヘンなFAXが届いておりますでしょうか」と尋ねる。
出てきた。
あー・・・・(しばし無言)。
ばけものだ。
しかもカップル。いや夫婦か。
アタマに花が咲いている。
いいんじゃないか? いや、けっこういい気がする。最初にイメージしてたのとぜんぜん違うけど、これは紛れもなくお願いしたマンガ家さんのお得意ジャンルな(ここが肝心なとこだす)絵だし、いい距離感で内容と接点がある。かなりいいな。すっげーいいぞ。もうこれしか考えられない。
カード電話がなかったので、アンテナ1本を死に物狂いで立てている携帯で、相方にTEL、文芸社UさんにFAXを送ってもらう。最後のハードルだな。Uさんがこのばけものを見て、「品なさすぎますぅ〜〜〜〜」と泣きだしたらどうしよう。それはないか。でも、ちょっと無気味な絵ではあるし。
会議が終わり、宿舎に移動したところで、ようやくカード電話を発見した。相方に連絡を入れると、ななななんと、UさんからOKが出たという! しかも評価は、「かわいい絵ですね」だって! Uさん、Uさんって・・・!
・・・やっぱ少し感覚が、違うのでは。いままでスクエアなタイプと思っていたのですが、そうでもないです。かわいいですか? ばけもの夫婦。私はどっちかっつーと「キモカワ」のような気が。
あとは細かい直しをマンガ家さんに伝えて(そう、恐れ知らずにも「直し」を入れさせていただいたのだあ!)、表紙イラストは最終段階へコマを進める。電話の向こうではパニックな雰囲気。よく上げていただけたものです。
いや、まだ上がってないんだよなあ。イラストをいただくのは月曜日の予定なので、そこでようやく「いただいた」ことになって、無事に出版へ向かう運びとなるわけで。そしたらマンガ家さんのお名前を公表しても差し障りないと思います。
結論したところで、飲み会へ向かう。しいたけなおやじたちとのエンドレスな乾杯。持ち寄られた自信作のしいたけは、ひと仕事終えた旨さなのだった。

2001年10月25日(木)
チビを保育園に叩っこんで帰って来ると、なぜか相方が起きている。さっき寝たばかりなのにどうした? と思っていると、「いやあ、コイツが血まみれで」何をやった小鬼!
以下再現です。
「(爆泣)とおちゃんんんん!!! 痛いよおおお!」
「ど・・・(まだ頭が寝ている)どうした!?」
「りんごが食べたかったのおおおおお!!!」
で、自分で小鬼用の包丁(あるのよ刃先の丸いやつが)を取り出し、丸ごとのりんごを切ろうとして指詰めた、と。
幸い大事にはならなかったようなので、さっそくトラウマにならないうちにと、ついててりんごを切らせる。「ひとりで使うな」と言い聞かせてはいたけど、手の届くとこに包丁を置いといたからなあ。反省。
そういう日常をクリアしたあとは、さて今日の昼アップ予定のラフの話。
やはり出なかった。「届いてなかったら電話ください」と仰られていたので、午後1時、電話をかけてみる。
『いま原稿読みはじめてます。今日中にはラフを描けると思いますよ。遅れてすみません』
・・・滂沱の涙。ああ、謝らないでくださひ。
なんでも、前のお仕事が朝終わったとのこと。少しは仮眠されたのでしょうか? とにかく、「スタート」までこぎつけた感がありますです。感無量です。
お礼を言って電話を切り、続けて文芸社UさんへTEL。「今しがた、原稿を読み始めていただいているようです。明日にはとりあえずラフをFAXできるかと思います」いいのかそんな安請け合い。まっ、だいじょぶだろっ(根拠なし)。Uさんもホッとされた御様子で、「よかった、発刊が1ヶ月ずれるかと思いました」・・・なんだ、ずれるだけかい。それならべつに不都合ないわいなーと、Uさんに聞こえたらゴルゴ13を雇われるかもしれんツブヤキです。
しかし「よかったよかった」とも言っていられない。実は明日の朝から明後日の午後まで、珍しく仕事でお出かけなのよう。こんなテンパってるときに限って出張! ありがち! しかも結膜炎が入って三面待ち!!
その結膜炎だけど、意外にも、かなり楽になってきた。小鬼も目薬をさされるのに慣れてきて、「こすらずパチパチ」ができるようになった。人間何にでも慣れるもんである。貧乏にも慣れた。粗食にも慣れた。部屋の惨状にも慣れ、家事だけで終わる1日にもだいぶ慣れた。慣れないのは子育てだけ。
物体X2体を寝かしつけ、夜食をかっこんで寝る。

2001年10月24日(水)
ウチの近所には眼科医がない。いや、徒歩5分のとこにあるんだけど、そこって大学病院なの。診察まで2時間ほど待たされて、紹介がないとプラス2000円の別料金。
そういや2〜3ヶ月前に閉店した近所のコンビニが、そのあとに入るパテントを募集していて、なぜか貼紙で『眼科・耳鼻科医 希望』って書いてあったなあ。オイラもそれ、希望。
さて、退屈し切った小鬼を連れて診察室に入ったとたん、若い茶髪の先生が「シッシッ」の手つきをされる。なんだひとをバイキンのよーに! と思ったが、果たしてオイラたちはバイキン親子であったのだ。
ものすごい間隔を置いてこちらの目をご覧になった先生が、「ああやっぱり。はやり目ですね。そのへんのものに、できるだけ触らないようにしてください」と、理路整然としたバイキン扱い。医師と患者とは思えない遠距離で問診したあと、綿棒で涙をとったり機械で目を拡大して見たりする診察だけは、イヤイヤながら間近にて。涙をとる検査は、「実は、あまり確実に結果が出ない検査なんですが・・・」と言われながらやったが、
「おおっ・・・陽性ですね。珍しくちゃんと出ました」
ほめられた。
ちがうかもしれないけど、なんか喜ばれたような。
診察結果は、ウイルス性結膜炎。伝染力が非常に強く、2週間ほどかけてさらに伝染力が強くなり、そのあと2週間ほどかけて治癒するらしい。ってことは、その1ヶ月間、小鬼は保育園をお休みするのだな。
そ・・・その1ヶ月間、毎日「なんでどーしてなんでどーしてなんでどーして」と言われ続けるのだな。
1日に100回言われたとして1ヶ月で3000回。1日150回なら4500回。あああああああああ。
「なんでおいしゃさん、ぐるぐる巻きっていったの?」「いがらしくんってどうしてせんぱい?」「信号あおだとどうして進むの?」「今日保育園おやすみ? 『おジャ魔女どれみ』やるから?」エンドレスモードに、「そおゆう決まりだからっ」、と投げやりな回答を返す。実家にヘルプってわけにもいかんよなあ。あんな 抵抗力のない年寄りの群れが集っているシルバーワールドに出かけたら、ウイルス性結膜炎が猛威を振るうに決まっておる。
洗濯物は分けて洗ってください、と言われた。今日はもう1回、いっしょに洗っちまったよ。お風呂は感染してない人を先にしてください、とも言われた。実は相方も今朝発症したので、感染してないのは1歳4ヶ月のチビのみ。
病院での、先生がたのあの態度を見た限りでは、外食ひとつ行けそうもない。キャンプに行っても温泉がダメじゃあなあ。人混みも避けたほうがいいのだろうから、映画なんて論外。なんだ外に出られないじゃん!
今日から1ヶ月、バイオハザード家族ということで。

2001年10月23日(火)
午前10時になる寸前、文芸社UさんよりTEL。約束の昨日はすっとばしてしまったわけで、「ラフが出る確実な日を教えてください」とのこと。
〆切をいっぱい抱えているかたにお願いしているのだから、何か事情があったのだろうと想像はつく。電話で様子を伺うのは気が重いよう・・・とも言ってられないし、『プロジェクトX』でイキオイをつけた夜10時に電話。
先々週の土曜日に原稿をお渡ししたのだけど、直後に終わるはずだったお仕事にダメが出て、それですべての予定が押せ押せになってしまったとの事情だった。私としては、自費出版な原稿のイラストなんぞより、ファンが待ってる定番の原稿をがっちりいっていただきたいと思ったりするのだ。ああでも、進行のスケジュールってものが。これ以上Uさんばかりに負担を押し付けるわけにもいかない。
半ば強引に、明後日の正午までの約束を取り付ける。
実は、生原稿を180枚も読むのは大変だろうと思って、無茶な話ながら負担を軽くする提案をしてみたのだった。
「おまかせするのがいちばんいいとは思うんですが、お時間の都合がつかないようでしたら、失礼とは思うのですが、原稿を読まなくてもいいように『こんな感じで描いていただけたら』という案を出しましょうか?」
返答は、
「うーん、それはいい仕事じゃないですよね」
泣けた。プロのセリフだ。プロに対して、ほんとに失礼なことを提案してしまった。私が編集者なら、即日 シベリア送りである。
感動した勢いで発泡酒を2本あけて、寝る。
ところで昨日痛かった右目は、小鬼にもうつっていて、ふたりで「いたいねえ」「ね」と言い合ってる状態。明日はお医者さん行こっと。

2001年10月22日(月)
朝4時、腹部の激痛で目を覚ます。こ・・・これはもしや。
うまれるっっ。
じゃなくて。
昨夜、相方のリクエストにより、深夜のスーパーで刺身を購入してきた。ひと盛り380円のが、もう売れ残ってどうしようもなくて「100円」などとぞんざいなマジック文字で書かれているのを6パックも購入して、
「食べきれるかな」
「バチあたんない?」
「べつのものが当たるかもー(笑)」
などと言い合ってたいらげた。
なーにが「べつのものが当たるかもー(笑)」だ。えっ?「(笑)」ってなんだよ。笑いごとじゃねーよ。
過去の自分に当たり散らしながら、明け方のトイレで見えない敵と闘うこと1時間。満身創痍の体を引きずって布団へ帰るが、朝は死ぬ思いで起き出して朝食を作る。相方が幸せそうに寝ているのに腹がたったので、叩き起こし「ワシャもう限界だから」と言い捨てて、寝る。
起きたら午後2時だった。
そのときすでに右目が赤くなっていて、なんだろうと思っていたのだけど、風呂上がりに目がチクチクと痛みだし、こすならいよう我慢しているのに真っ赤。何か入ったかと見たけど、よくわからない。
なんかコワレそうじゃんワシ。
『千と千尋』のテーマ曲を口ずさむ。「壊れゆくアタマも最後までぇ〜あったらしいネタを考えつづけるぅ〜〜」
今日も連絡なし。どっからも。

2001年10月21日(日)
相方の手によりバイクが1台復活する。「カウルを外すたびに虫が湧いてきて、マフラーの中には蜘蛛の巣張ってたよ・・・」そこまで自然に還っていたとは。
ビデオを返しに行くのに乗ってってみる。アクセルを戻すとバックファィアを出して止まる。うーん、スロージェット死んでますね。走ってて妙にガタガタいうのは、相方いわく、タイヤが変型しているのだそうな。相方はこれを明日から通勤に使うらしいぞ。
そういうバイクでも「動いたよ。よかったねー」と迷いなく言い切るセンスと、そういう人がオイラの相方として共同生活しているという事実が、いまさらのようにイコールで結ばれる瞬間である。そうだったのか!
ADSLはなんとか猿から進化しつつある が、またアウストラロピテクスである。なんか道具を使ってんだか使ってないんだか。壊れたHDを埋葬する習慣が生まれるには、あと30万年は待たないとだわ。
そんなネアンデルタール人以下のあちきにも、たったひとつ理解できることがあるざんす。それはそれは。
表紙の連絡がこないことさあ。
最初に奥さんに連絡をとったときも、「2〜3日して〆切がひと段落したら話をしてみますので」とお電話いただいて、待つこと10日であった。めちゃ忙しいんであろう。こっちは別に待てるけど、Uさんがどう出られるか。これが雑誌なら、「絵の場所あけといてデザインだけ先行しちゃいますね」と仕事を進めるのが日常茶飯事なんだけど、単行本では、そーゆー野蛮なことはやらない気がする。
明日はどっちだ。
2ヶ月後にはもう、本は出てるんだよ。

2001年10月20日(土)
朝から猿化。1日中接続されていた。そんなにADSLが嬉しいのか。嬉しいのではない。操られているのだ。ああ今日はクリックしかできない・・・。
「かーちゃん、あと少しで食べ終わるよ」
などと小鬼が褒めてもらいたさに、残り僅かになったごはんの器を食卓からパソコン部屋へ見せに来るが、食べはじめてすでに2時間半が経過した朝メシの器がどうしたというのだ。つーか、もうすぐ昼メシだぞ。おまえは食うのか?
モニターの電磁派で日焼けした脳味噌に鞭打って、洗濯2回と通販のうどんの発注。
ところで今日は、表紙の連絡ありませんでしたね。
・・・。
電話をかけるタイミングも勝負のうちか?

2001年10月19日(金)
本日ADSLのNTT側の工事予定。夕方までにはつながるんだなーと思いながら配線をしている午前9時過ぎ、電話が不通になっている。わお。もう工事中だあ! 慌ててモデム設定を始める。途中でなんかよくわかなんい所があって、相方の手を借りてごにょごにょ設定を続け、最後の最後、モデムを再起動すればOKのはずが・・・うまくいかない。再三パスワードや設定を見直した挙げ句、サポートに電話をかけて『♪ピンポロポンパ〜ン♪順におつなぎしています』を30分ほど待って、「どーしてでしょう?」と尋ねる。さんざんああだこうだとアドバイスをいただいた末、「サービスは明日からになっておりますので」というイカした結論をゲットだぜ。ああっ フライング・・・
今日から使えると思っていたので大空振りしてしまったのだけど、今日も洗濯機を3回まわしたりしてたので、つながったとしても何かするような余裕はなかったな。
ところで、明日で1週間である。何ってほら、表紙のイラストラフを上げていただく予定の日・・・前の〆切が押してる可能性もあるので、黙して待とうとは思っているけれど、問題は文芸社のUさん。単行本の編集者さんって、雑誌の編集者より、原稿の期日に厳しそうだよなあ。基本的には、「素材はすべて揃った。さあ、かかりましょうか」って進行だろうから。この土日で連絡がなかったらどうするべきか、一瞬悩む。でも考えてみたら、連絡のないうちから連絡のない心配してても(・・・んっと)しょーがないので、悩むのをやめる。
夕食はとんこつラーメン。替え玉2個と高菜どっさりの極上オプションにも関わらず、なんか不満。これは求めていた味ではない。何かが足りない。何が足りない? 愛?(爆)

2001年10月18日(木)
相方、また飲みたおしてきたそう。「メシ食いに行こうって誘われてついてったら、なぜか飲み屋の前に」という成行きだったそうだけど、それでスケジュール進行は大丈夫なんでしょうか? こっちも2日連続、鼻づまりで起きたチビの夜泣きにつきあって、フラフラしている。んで、ダブルダウン。
ところで今日は寒かった。明日はもっと寒くなるそうな。ワシ寒さに強いんだよなあ。ワシが「なんか寒いね」ってときは、ほかの家族は「限界寒いねっっ!!」って状態なんだよなあ。そろそろ冬物を出したいなあ。そういや明日はADSLの工事があるらしいんだ。事前に設定くらいやっとこうと思ったのに、結局当日になってからか。毎度の土壇場人生ですなあ、あはははは(カラ笑い)。
夜、『どっちの料理ショー』を観て、とんこつラーメンが食べたくなる。子連れで自分のどんぶりから取り分けてやると、からし高菜を大量投入できないという欠点があるんである。明日こっそり食べに行っちゃおかな・・・無理だな。明日は洗濯の山だしな。なにしろ台風接近で雨が降ってたのをいいことに、この2日間洗濯をしていないのよ。
「着るものがないねと君が言ったから10月19日は洗濯記念日」
それはそうと、味噌ラーメンの勝利は納得いかん。世に替え玉の価値を問う!

2001年10月17日(水)
小鬼の夜泣きとチビの早起きで、へにょへにょしている。子持ちでちゃんと会社に行って、「保育園の預かり時間が短くて残業できない」などとたたみかける人ってスゴイ。ワシゃーさっさと寝たい。そおゆうキモチでいっぱいです。
午前中は意識を失い、午後はパソコンに向かって、よしよし快調! と思ってたら電話が鳴った。チビが38度の熱で強制送還だと。
いや無理だって! 子持ちで会社勤めなんて、ぜったいできないって。だって、ここでお迎えタイムになっちゃうわけですよ。
保育園では現在、おたふく風邪が流行中。「ちょっと腫れてませんか?」と保母さんにマジ顔で言われ、そういえば・・・と思いながら医者へ行ったが、「痛がってないし、今んとこ、おたふくじゃないみたいですね」と診断された。 病名・シモブクレ。
熱は38.4度。食欲はあるのでそんなに心配はないだろう。
ところで、「子育ては忍耐」とか、「お母さん、急がせずに待ってあげてください」とはよく聞く言葉ですなあ。ウチ、小鬼の食事がめちゃめちゃ遅いんですわ。でも今日は待ってあげてみました。「食べなさい」という言葉も、いつもはたぶん70回とか80回とかもう際限なく言ってるのを、20回くらいしか言わなかったと思います。午後5時40分、『ハッチポッチステーション』から食事がスタートして、9時15分、『その時歴史が動いた』でアインシュタインが登場するまで、食べ続けてました。
ものには限度っちゅーもんが。
っていうか、子持ちと日常生活が両立しないこのごろ。

2001年10月16日(火)
早朝、ネット中に相方帰宅。仕事のつきあいで飲みすぎたらしく、妙にハイでへろへろになっている。午前中、こっちが洗濯して原稿書いてるあいだ、ずーっと眠りっぱなしで、起きてきたなと思ったらトイレ便座とお友達。
午後になって「薬買ってこようか?」と布団の山に声をかけると、弱々しく「それよりお願いが・・・」「なに?」「洗面器もってきて・・・」。
ソルマックを買い求めるついでに、なぜ発泡酒のCMにココリコの遠藤が! という勘違いをして帰る(小泉Jr.でした)。
今日は原稿も上げた。洗濯もした。買い物もしたし、夫の介護 もした。携帯のメール設定もした(もうくるなよ出会い系)。『プロジェクトX』も観た。愕然とした。呆然となった。前代未聞の家事業が始まる。追い詰められた主婦。ひっ迫する家計。
慣れない「充実した1日」に疲れ、発泡酒飲んで寝る。

2001年10月15日(月)
朝から布団干しと洗濯、扶養家族のウズラかごの掃除をすれば、もう昼過ぎ。文芸社にTELするが、Uさんはお食事中だ。
またかけますと切って10分ほどで折り返しがあり、業務連絡をするわけだけど、「表紙もデータがほしいんですけど・・・」と言われてうろたえる。どいうい意味が尋ねてみると、Uさんはマンガ家さんに、表紙をデザインまでお願いする進行だと思ってらしたようで。
・・・すれ違い、多いなー。
そういえば最初の打ち合わせで、「こういう絵を入れたいんです」と再三繰り返したら、「こういうデザインでいきたい」と主張しているのと勘違いされてしまったし。ワシのやってることは、よほどの特例なのかのう? まあ雑誌編集しかやったことないから、単行本って違うものなのかも。
4回目の洗濯機を回し、ちょいちょいっとホームページをいじって、ダイエット用品の勧誘らしき電話を断って、おっと保育園へ行く時間だぜ。水まわりの掃除が延ばし延ばしになってるのが気になる。そろそろ冬物の服や布団も出さなくちゃいけないのになあ。今週はルータをつなぐ作業もしなくちゃいけないし、自転車を復活させる計画もあるし。
また家事がたまってきてしまった。どんどんたまる。どっかで聞いたフレーズだな。 「家事がどんどんたまる!」。あ、女性誌か。あれは確か、「お金がどんどんたまる」・・・。
自分にダメ出し。

2001年10月14日(日)
そんなわけで、この日記も15日に書いたものですが。
朝イチのメールチェックで、昨日のうち受け取っていたメールにようやく気づく。某宅配野菜サービスの会報誌編集さんから、最後の御挨拶だった。さみしい限り・・・。最後の最後、置き土産のように、私の連載コラム企画を通していただいたらしい。急いで1〜2本書いてみてちょ! というようなことが書いてある。編集さんもすごく乗り気でいてくださった企画なので、私としても残念なのだけど、せめてオモロいもんを書きたいです。早いうちに。
って気持ちはあるんだけど、今日は洗濯と掃除で午前中が潰れ、午後からは買物。来るべきブロードバンドに備えて、ケーブルなんかを買いに行く。ついでに以前から気になっていたラーメン屋さんを攻略して、ビデオ返却なんかもして帰宅すればもう夕刻で、フロ、メシ、ネルの世界。
明日は文芸社Uさんの手許に、最終原稿とフロッピーと、マンガ家さんの絵柄の見本がわりの単行本が届くはず。なんて言われるかちょっと冷汗ものです。そういえば、今週中にはイラストのラフにかかっていただけるという話も伝えなくてはならないのだなあ。
ということはつまり・・・今週中には、本のイラストイメージが・・・描いていただけるのかああああ? ああ、あのかたにっ!
ウソだろ!!
いやいや、最後の最後に「ちょっと絵柄が合わないのでは?」みたいなお断りだってありうるので、深呼吸して待ちましょう。ふううー。
夕刻、電話が鳴ったが、チビどもの風呂上がりで手がふさがってて、取りそびれた。「ちょっと絵柄が」のTELではないかとビクビクしている。いまからビクビクしたって始まらないんですけど。
それにしてもこの日記、激動編とはよくつけた 。ほんとに激動してる。
来年度の座右の銘は、「無事これ名馬」とか「寄らば大樹」とか「家内安全」とかにします。

2001年10月13日(土)
まずはネタばらし。この日記、15日になって書いてます。土日はいっぱいいっぱいでしたあ。
昼ごろマンガ家さん宅に伺う予定だったのに、昨日仕事が終わる予定の相方がまだ帰って来ないので、コブ付きで向かうことになる。手土産は三鷹名産『キウイワイン』だ。「毎年5月から発売されて、今年のぶんはもう終わりに近いんですよ。お客さん、アンタ運がいい!」そのようなセールストークをカマしてくるヲタクな酒屋の店主に、「うむ、それをくれい。おつかいものでな」てな鷹揚な言葉を返して、ワインとチビを後部座席に、小鬼を助手席に乗せての民族大移動。
小鬼「どこへ行くのぅ?」
私「アータの知らない人のとこよ」
と最初は余裕を見せていたが、都内の知らない道をハイエーススーパーロングでぐりぐり走るうちに、余裕の「y」の字も彼方へケシ飛ぶ。いまごろは衛星軌道に乗ったころです。
小鬼「かーちゃん」
私「ちょとだまってててっ!」
さあ一通出口の侵入禁止であります入れません、一本道をやりすごして左折しましたらおーっとお、これは狭路であります、さあ車幅いっぱい、いっぱいなのになおかつコーナーがある、おおーっとお、切り返し、切り返しで上手く曲がれるか、そこに植木屋さんの梯子があるぞ、梯子が見えない、車の先端ぎりぎりになっているぅ! さらにさらに自転車接近であります、さあこれはなんだこれはなんだ、自転車も強引だぞ、こっちはもうロープぎりぎりよけられないっっ。
実況中継してるうちに空地を見つけたので、ちょっとだけ不法駐車する(ん? 駐禁とは書いてないな?)。番地的にはこのへんどんぴしゃ・・・と探してみたら、ありましたよー、なんか小ギレイでフツーっぽいのにセンスのよい建物が。さっき通過したとき、「あ、これっぽい、これっぽいようであります」と中継を入れた建物でした。
約束の時間まで20分ほど、近くの公園で小鬼どもを放して時間調整し、いよいよ突入する。ハイになってきた。ああ、なにかに似てるこの感じ・・・予防接種?
チャイムを鳴らしてほどなく出てきていただいたマンガ家さんは、やんちゃな自画像よりぜんぜんダンディなかたであった。こっちはチビを前抱きに小鬼の手を引き、ほとんど 神の教えを説いてまわっているとしか思えないスタイルである。あわわわわわわ。
いかにも、「多少の無理ならきいてあげますよ」な風情に、めちゃめちゃ無理な注文を口走ってしまったらどうしようかとシュリンクしつつ、原稿の受け渡し終了。すでにどっさり無理なお願いをきいていただいてるんである。どんだけ無理かは、真似する人が出るとたいへんなので書きません。それくらい無理。
その足で、仕事開けの相方をひろいに行った。「こういうお願いをした」と話したら、「そりゃ非常識」と言われた。それくらい無理。
あとから考えて、もう少しマシな手段はなかったかと思い悩み、次に連絡をとる機会に軌道修正しようと自分でも決意した。それくらい無理。
唯一、失礼しますとドアを閉めたとたん小鬼がばかでかい声で「知らない人、いい人だったねえ〜」 とガナったのが、笑いのネタになった。
満身創痍でラーメンを食べに行く。

2001年10月12日(金)
夕刻、文芸社UさんにTEL。マンガ家さんに原稿をお届けに伺うついでに、フロッピーと原稿のプリントアウトを文芸社にお届けに伺いますという約束だったが、マンガ家さんとの約束が明日の土曜日になったので、会社は休みでお届けできない。月曜日なら郵送しても日時的には同じなので、郵送にします・・・という連絡のはずが。
「昨日はどうしたんですか? お待ちしていたんですけど」
ゲゲッ。まだ原稿お届けの日時は決定していないので、決まったら連絡しますと伝えたつもりだったのだけど、行き違いがあったようで。
押されぎみになったところで、「ペンネームのししゃもを、漢字にしませんか」とご提案いただいて、なんか土俵際にいるぞ。字面というか名前のすわりが、平仮名だといまひとつなのだそう。
伊藤柳葉魚。
・・・読めない。
「いま、ライターとしての記名原稿はすべて、平仮名の伊藤ししゃもでやらせていただいてるので・・・」とうっちゃりをかけたけど、本音は、自分でも読めないからじゃーーー。
なんとなくUさんの言わんとしている部分もわかるよーな気が。「表紙はもっと上品なほうが」と仰られたUさんだもの、もう少しソフィスティケイトされた雰囲気のほうがいいですよーというニュアンスもあるのかもしれない。
ちょっとどきどきしてきた。お願いしたマンガ家さん、かなりの先端突っ走りで、地雷原をスキップするような芸風なのよ。描く女の子はめっちゃ可愛いんだけど、なんていうのかなー、可愛いと思って近付くと突然内臓吐きそーな、スレスレの可愛らしさっていうんですか。そこがほんっとにほんっとにサイコーだと私は思うけど、Uさんは絶対そうは思わないだろうという自信が。
ラフの段階で一度、Uさんにお伺いをたてることになってる。そこでまた、けっこう大きな擦り合わせが必要になってくるだろう。その一方で、そろそろタイムリミットだとUさんに言われてるところ。きゅう(首の締まる音)。

2001年10月11日(木)
1日プリントをしていた。
・・・ってなんだよー。
途中で印字がかすれてヘッド掃除を数回、それでもダメでインク強制交換をして、そこまではまだ計算の範疇だったが、途中から様子がおかしくなった。1枚プリントアウトするのに、なにやら途中で考えこんだりしながら、1分、2分、3分と時間をかけるんである。180枚印字しようとして、2時間半たってもまだ終わらない。結局保育園へのお迎え時間が来てしまい、本日もタイムアップ。とりあえず文芸社のUさんには連絡をとった。
例のメール不達の件、「届いてました」と言われて安心する。表紙のラフがわりに添付で送った画像にも納得していただけて、「こんな感じなら全然問題ないと思いますよ」とまあ、品のあるなしについても決着した。
昨夜はチビが真夜中に起きだして、ひとりで「いないいないばあ」をしてたりしたので、ほとんど寝ていない。で、夕食後ひとりでダウンしてしまい、『どっちの料理ショー・スペシャル』をつけっぱなしで気を失う。目がさめたら番組は終わり、小鬼とチビも勝手に寝ていて、慌てて某マンガ家さんにTEL。昼かけたら留守電だったんですわ。
明後日、ご挨拶がてら原稿をお渡ししに伺うことを約束した。
ファンの初電話ですぞ。電話後しばらくは放心しているのではないかと予測していたのだけど、なんかけっこうしゃっきりしていて、とりあえずハイにはなって発泡酒をブシュと。
寝起きだったからなあ。
寝起きと酔っ払いは治外法権である(って個人的立法ですが)。
いまダブルできてます。恐いもんなしです。天下はオレさまのもの。

2001年10月10日(水)
ばばばばばばんざあああああい!
「そういう事情なら個人発注でもいいですよ」とメールをいただいたのよぅ(涙)。
ハードルはすべてクリアしましたです。あとは原稿を読んでいただいて、それで「ちょっとこういうのは」と断られるなら、それはオイラの力量不足だから納得するッス。自分で言うのもなんだけど、今後なんのメリットも期待できない仕事を「受けてもいい」と応じてくださったマンガ家さんには、感謝のコトバもありません。なんか最近、ピンチのときに必ず助けてくれる人がいるよねアンパンマン。愛と勇気だけが友だちさ。おまえ友だちおらんのか。
やっぱり日頃のおこないがいいからだね、とか言ってたら天誅が下ってプリンタが動かない。最近OSを入れ替えたから、ドライバも新しくしなくちゃいけなかったのよ。ホームページから貰ってきたドライバは、なんかの設定の場所が見つからないからインストールやめたから、とメッセージが出る。助けて! と相方に携帯メールを打って、すぐにメールがきたので飛びつくと、Hサイトを見にこいという勧誘であった。こっ・・・殺す!!!!!
プリンタと取っ組み合い、歯医者さんに行って、1日が終了。明日は行動だぞー。

2001年10月9日(火)
早朝、メールを発見。表紙イラストの件、「やってもいいですよ。でも個人発注というのがちょっと」という旨が記されている。ううう・・・バンザイする手が腰のあたりで「わきわき」して止まっているぞ。ともあれ編集のUさんにTELして訊いてみようと、出社時間と思われる10時を待ちつつ洗濯なんかしてたら、TELが鳴った。ひええ、Uさん! さすが『たま出版』の傘下だけある。
「ええ、今朝なにか動きがあったとチャネリングで知りまして・・・」
言いませんよそんなこたァ。
表紙の件はどうなったかと尋ねられ、やはりというか、メールが手許に届いていなかったことが判明した。そして問題の発注の件、予期していた通り、会社からの発注は無理だという。「協力出版」なので、著作物はすべて著者が用意すべしとのこと。
「・・・だそうです」とマンガ家さん宛に(正しくはマンガ家さんの奥さん宛に)メールを打って、再び「待ち」。
ところで原稿を手直ししたことをUさんに伝えたところ、データが欲しいと言われた。「早いほうがいいですよね。メールで送ります」と答えると、「でもそれだと、こちらでフロッピーに落とさなくちゃいけないんですよね」とごにょごょ口ごもる。そんな手間なことかなあ?「それと、プリントアウトも要るんです」と言われ、「ではデータとプリントアウト、お送りするかお持ちするかします」と約束する。
まさかと思うが、会社にプリンターがないのだろうか。それとも、やっぱ念写?
疑問は置いといて、11月からのテレホとテレチョイスとキャッチホンを解約したぞ。頼むぜODN!

2001年10月8日(月・祝)までのイキサツ
いろいろ「待ち」にはいってたのだった。この1週間。
表紙イラストをお願いしたマンガ家さんからの連絡はなかなかこなくて、そりゃまあ売れっ子だから忙しいに違いないもの、飛び込みのお願いにお返事をいただけただけでも有難い。もう少し待って、編集サイドから提示された〆切(最初に提示されたものだから、まだまだ、まああああだ! 伸びるであろう)のギリまで何もなかったら、申し訳ないけどもう一度ご連絡を入れさせていただくことにしよう。
そういえば編集のUさんに流した、表紙のイメージ添付メールにも、良いの悪いのというレスポンスはない。そういう忙しいときにメールしてしまったのかなァ。でも、「編集部の1課に1台きりのパソコン」とか仰ってたから、届いてない可能性もあったりするのかな。
無為に待っていただけではないぞ。実はかなり徹底的に、ネームに手を入れていたのよ。言い回しや語感、語尾のノリを見直し、ばっさり切ったり加えたり。最初にこれを書いてからは2年半が過ぎているので、文体が変わっているのはもちろんだけど、当時「ああこれ、いまいちだけどこれしか思いつかない・・・」と諦めた部分に解決案が出てきたりして、あんがい楽しい作業になった。
それにしてもワシって待つの得意な〜〜〜。戦国武将だったら「動かざること山のごとし」ばっかで旗印は 「山山山山」。見るからに役にたたなそう。平和な世でよかった。
5日にはODNから、今月19日にADSLの工事が終了して、開通するとの連絡あり。メールアドレスも変わらない。これでテレホやキャッチホンを解約すれば、料金はさらに安くなる。
相方の仕事が妙に忙しい。「今月はぜんぜんサボってないのに」とぼやく日々が続く。仕事場連泊が2週間も続くのは珍しいことで、ぶっ倒れないよう祈るばかり。今月号の編集を終えたら、少し職場でのポジションが変わるかもしれないとか。どう変わるのやら。
仕事といえば、いつもお仕事をいただいていた某宅配野菜サービスの会報誌の編集さんが、異動になるらしい。いろいろ御教授賜りながら仕事をさせていただいてたもんで、ちゃんと御恩返しできないうちにお別れという感じになった。どうにももどかしい秋ですわあ。